道徳の時間&組体操☆年長☆
今日は道徳の時間として、2つお話しました。1つ目は、今朝実際にあったできごとです。お友だちにお腹を押されてしまい困ったと訴えてきた子がいました。押してしまったお友だちは初めはやっていないと話していたのですが、よく考え自分の行動を振り返ると、やってしまったと話してくれました。怒られるかもしれない、許してもらえないかもしれない、などと思い事実とは異なるとを言ってしまったようです。やってしまった子は勇気をもって相手の子の目を見て“ごめんね”と。すると、笑顔で“うん!いいよ!”と。気持ちが伝わった瞬間、みんな笑顔になりました。
このことから、間違えてしまうことはたくさんある。間違えてしまったらそれを認めて、どうしたらいいか考え行動することが大事。それを隠そうとしても何も解決しないし、心がどんどん苦しくなる。「素直に正直に。そうすればきっと相手に伝わる!」と。みんな真剣に自分のことのように考えながら話を聞いてくれました。
2つ目は「トックトックのうたごえ」という絵本を読みました。トックトックというにわとりが朝の歌を歌うよう動物たちから頼まれるのですが、もじもじ。恥ずかしくて歌えない日が何日か続くと、動物たちはトックトックを責めるのではなく、動物たちがトックトックの代わりに毎朝順番に歌うことに。そして、小さなうさぎの番になったのですが、自信のないうさぎの歌声はとても小さく、まったく聞こえません。それを見ていたトックトックは「なんとかしてあげなくちゃ」と思い勇気を出して歌うのです。それからは毎朝トックトックが歌を歌い朝を告げるようになりました。