本園では園内研修に「算数教育」に視点をあて、「数量や時計の見方等に対する興味・関心を高め、感覚を養い、算数の基礎的な素養を養う指導法の工夫」というテーマを掲げ、研修を進めてきました。今年度はその3カ年計画のまとめの年であり、「時計の見方」に視点をあて研修を進めてきました。各学年とも先生方は、月に2~3コマ(20分~40分程度)の「算数の時間」を実践してきました。そのためにクラスごとに「大時計」や園児用の「小時計」等の備品も購入し、園児たちが時計に親しみやすいよう環境も整え、「マイトリータイム」の定着も図りました。今日はその実践の最後のまとめとして年長組の先生方が「研究授業」をしました。研究指導案を基にしたこの授業を全員の先生方で交代で参観してもらい、全職員で授業研究会を行って研究協議し、実践を子どもたちに還元し、次年度以降も活用できるようにしていきます!(^_^)v
今日の年長組の「算数の時間」の主活動は、「時計遊び」でした。「時計遊び」の中に「時計の仕組み」や「マイトリータイムの確認」、「時計カードを使ったゲーム」などが組み込まれていました。導入段階での「時計の仕組み」は小学校へも通じる内容でしたが、子どもたちはとてもよく理解していました。また、「マイトリータイム」とは、年少組から年長組まで全学年共通理解のもとに「大間々南幼稚園での生活の時間」と「アナログ時計の時間」と「数字の時間」がリンクされてわかるように年少さんから段階を踏んで指導実践している時間です。さすが年長さんです、みんなしっかり理解していました。また、時計を使ったゲームでは、「数字の時間のカード」「アナログ時計のカード」を組み合わせ、カルタ遊びをしたり、神経衰弱遊びをしたりしたので、子どもたちみんなやる気満々で、大いに盛り上がって楽しみながら生き生きと取り組んでいました。なのでみんなしっかり身に付いてくれているのではないかと思います。(^_^)b みんなえらい!えらい! 小学校へ入学しても気持ち良く楽しく「算数」の授業が受けられるようになるかと思いますし、時計の見方が分かるので学校生活もスムーズに行くかと思います。みんな算数好きになってくれるかな!ヘ(^o^)/ (*^_^*)